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- 滅菌・消毒
滅菌について
近年、院内感染は私たちにとって、決して無視できないものとなりました。
歯科治療は、出血・唾液などを介した感染症のリスクが大きいものです。院内感染を防ぐためには「しっかりと手袋・マスクを着用する」「器材に付着した菌を減菌する」「使い捨ての治療具を使用する」など、様々な対策を行う必要があります。
当院では、患者さんに安心、安全な治療を受けていただきたいという思いから、滅菌をはじめとする衛生管理に力を入れております。

「あなたが今まで通っていた歯科医院はここまでやっていましたか?」
むし歯や歯周病の治療をするには、様々な器具等が必要です。

歯を削る時に使用する機械(タービン)です。使い終わったら、アルコール綿で拭いて使い回すところも少なくありません。
当院では数種類あるタービン類を、全て一人一人滅菌したものが使える様に40本程揃えています。
使い終わったら他の器具と一緒にさげて滅菌します。

歯に風をかけたり、水洗する時に使うスリーウェイシリンジと呼ばれるものです。
先端は取り外すことができるので一人一人外して滅菌します。

滅菌されたシリンジの先端は、ミラーやピンセットなどの基本のセットに組んでいます。

患者さんのお口の中に入れるものは全て、滅菌できるものはパックに入れて滅菌し、そのまま使用する時まで密閉状態で保管します。
滅菌することができないものは、一人一人カバーをつけて使用します。




使い終わった器具は、水洗→超音波洗浄→滅菌にかけます。

135度の高圧蒸気滅菌
ホルマリンガス殺菌

132度の高圧アルコール蒸気滅菌